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持続的血液濾過透析

救急・集中治療領域における循環動態の不安定な患者に対する血液透析の一つ。これまで持続血液濾過(CHF)が主流であったが、この方法は極めて簡便かつ安全に施行可能であるという大きな特徴がある一方、溶質(尿毒素)の除去能力が十分でないという欠点があり、CHFのみで無尿患者の水分・電解質を管理するのは困難であった。
これらのCHFの欠点を補うために、透析の原理を加えた方法が持続的血液濾過透析(CHDF)である。最近では、濾過膜によってはサイトカインの吸着により循環動態がより安定するようになった。このCHDFは原則的に24時間連続で行い、3~14日間施行する。

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