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病棟紹介

各病棟の紹介をします。各名称をクリックして下さい。

3東病棟

3東病棟は、救命センターと救急病棟で編成している病棟です。24時間365日、救命救急センターから緊急入院となった患者さんが入られます。心臓疾患・脳血管疾患・交通外傷・緊急手術など、生命の危機状態にある重症患者さんの治療を行っております。多種多様な疾患や患者さんの急速な状態変化に迅速に対応できるような観察力・判断力・技術力が求められる中で、救急看護の高い実践力を保つためコロナ禍においても自己学習や勉強会で自己研鑽に努めています。少しでも早く生命の危機状態から脱し、苦痛を軽減できるよう医療チームで連携し質の高い医療を提供できるよう頑張っています。

また、救急という特性上、救命処置や急性期の集中的な治療が多く、患者さんの周りをいくつもの医療器械が取り囲んでいて、緊迫した雰囲気を漂わせていることもあります。そうした環境においても、患者さんの緊張を和らげられるような応対を心がけています。コロナ禍で面会を制限させて頂いている中で、患者さんの急病や不慮の出来事により不安な気持ちで過ごしておられるご家族に対しても、リモート面会を活用し患者さんのお顔を見て頂くことで、少しでも安心して過ごして頂けるよう努めています。患者さんの一日も早い社会復帰を目指し救命救急センター及び救急病棟の役割を果たしていきたいと思っています。

4東病棟

4東病棟は2023年10月より、消化器内科・産婦人科・乳腺外科の患者さんを受け入れる病棟へと変わりました。それぞれの患者さん個々のニーズに沿った看護を提供しています。

消化器内科では、治療において内視鏡検査の果たす役割は大きく、治療技術も高度化し、以前なら外科手術でしか実現できなかった治療が内視鏡的に可能となっています。それにより、患者さんの身体的負担も軽減され、入院期間も短くなり、早期の社会復帰が実現できるようになりました。患者さんが安心して入院生活が送れるように、スタッフ一丸となって、サポートしています。

産婦人科・乳腺外科は、近隣の産婦人科の減少に伴い、湖北一帯の患者さんを一手に受け入れています。もともとレディース病棟として、患者さんの気持ちに寄り添うきめ細やかなケアを大切に患者さんと関わってきました。治療においては、近年、産婦人科の手術も内視鏡手術支援ロボット(ダビンチ)を使った手術が増え、腹腔鏡下で行う手術が主流となり、手術件数も年々増えています。そのため、入院期間も短くなり消化器内科同様に、患者さんへの負担は軽減されてきました。

このように、手術や検査目的の患者さんが多い病棟ですが、人生の終末期を迎えられる患者さんにも、医師や認定看護師、メディカルスタッフと協力して、チームで緩和ケアやターミナルケアを実践し、その人らしい療養生活が送れるように病棟スタッフ全員で頑張っています。

4西病棟

4西病棟は、消化器外科病棟です。手術や手術前後の化学療法を受けられる患者さんが大半です。入院される患者さんの主な病気は、胃癌、大腸癌、膵臓癌、胆嚢癌、肝臓癌、胆石症、急性虫垂炎、ソケイヘルニア等です。特に近年では大腸癌が多くなっています。

病棟ではチーム医療を推進しています。医師、看護師、病棟担当薬剤師、病棟担当ソーシャルワーカー、皮膚排泄ケア認定看護師や緩和ケア認定看護師、化学療法認定看護師などがカンファレンスに参加し、安心して手術や治療を受けられ、1日でも早く社会復帰していただけるように一生懸命取り組んでいます。

人工肛門を造られる患者さんも年々増えています。患者さんの身体的特徴や生活背景などアセスメントし、装具の選定など専門的なケアをしています。患者さんが自信をもって自分でケアできるよう援助を行い、退院後も安心して生活していただけるようにストマ外来と連携をとっています。

5東病棟

5東病棟は、整形外科、泌尿器科の混合外科病棟です。ほとんどの方は手術目的での入院です。手術前後で安全、安楽に手術を受けていただくためのケアを行っています。

退院後の生活に着目し、手術後できるだけ元の生活に近づける事を目標に、健康な機能が低下しないように様々な分野(理学療法士・作業療法士・ソーシャルワーカー等)の専門家との連携を行なっています。

そして地域包括ケア病棟と機能分化を行う事で、退院に向けてより充実した機能回復が行えるように連携をしています。

看護職員は、新人からベテランまで幅広い年齢のスタッフが、明るく、活気ある笑顔でベッドサイドに参ります。また多様な外科系疾患に対応するべく、専門的な看護を提供できるように日々研鑽しております。

病棟の位置は本館5階の東側。東には伊吹山を眺める事ができる病室、南側には長浜八幡神社の森、食堂からは琵琶湖を一望できるロケーションです。また四季折々、看護助手プロデユースによる壁面アートも看護師の笑顔と共に入院生活に少しでも安らぎをもたらしてくれると信じています。

5西病棟

5西病棟は、急性期医療を終了したあと、安心して在宅や施設などへ退院していただくために医療管理・看護・リハビリを行うことを目標とした「地域包括ケア病棟」です。主に、整形外科疾患の患者さんの転入を受け入れています。

また、糖尿病・内分泌疾患の患者さんの教育・治療入院を受け入れています。その他、短期滞在の内視鏡手術の患者さんの入院なども受け入れています。

今までの生活状況を伺いながら、医師・看護師・リハビリスタッフ・医療ソーシャルワーカー・薬剤師・管理栄養士がチームとなり連携を図りながら、患者さん・ご家族と退院後の生活スタイルをともに考え、療養支援を行っています。

必要であれば、ケアマネージャーなどの地域の関係者とも連携し、話し合いの場を設け、住み慣れた場所に安心して帰っていただけるような支援に努めています。

6東病棟

6東病棟は、循環器内科、形成外科、耳鼻科、皮膚科、歯科口腔外科と多種の疾患の患者さんを受け入れる外科・内科の混合病棟です。循環器内科の心筋梗塞、心不全、心臓カテーテル検査・治療の患者さんや、形成外科の創傷など手術を受ける患者さんなど多種の疾患の患者さんが入院されています。

病床は50床、スタッフは看護師36名、看護補助者4名です。循環器疾患や、周術期の看護など専門性の高い看護の提供ができることを目標に勉強会の開催や事例検討会を行っています。また、高齢の患者さんが多く、退院後の生活を整えるために、薬剤師や管理栄養士、リハビリスタッフ、MSWなど他職種と一緒にカンファレンスを開催しチームで活動しています。患者さんやご家族の意思決定に基づいたケアの提供が出来るように、その人らしい人生が送れるように看護していきたいと思っています。多忙な毎日ですが笑顔とやさしい気遣いを大切にして患者さまに接していくように日々ケアに取り組んでいます。

スタッフに対しては、協力体制を構築して、効率よく仕事が出来て時間内に業務が終われることを目標に業務改善に取り組んでいます。

6西病棟

6西病棟は血液内科・消化器内科化学療法と脳外科・脳神経内科の病棟です。病床数は48床で、血液内科患者さんの療養のためのクリーンルームがあるのが特徴です。

患者さんの残存能力を活かし回復力を高める看護実践、看護の視点をもった安全なケアを提供、互いを認め合える職場風土づくりをビジョンに、多職種と協働・連携し、医療・看護を提供しています。

7東病棟

7東病棟は、産科(新生児科)の病棟です。病床数30床、スタッフステーション内に新生児室があります。

正常分娩・帝王切開手術・切迫流早産などの患者さんが当病棟に入院されています。

当院は平成17年度に滋賀県より地域周産帰母子医療センターの指定を受け、湖東及び湖北地方を中心とした地域の新生児・未熟児医療の中核的施設となりました。

小児科・NICUと密接に連携して、多胎・合併症妊娠(子宮筋腫、糖尿病、甲状腺機能異常など)・妊娠高血圧症候群といったハイリスク妊娠を取り扱い、他の産科施設からの母体搬送の受け入れも24時間体制で行っています。

ハイリスク妊娠の患者さんにつきましては、産前・産後に産婦人科外来と情報を共有し、安全なご出産と退院後の治療や育児のサポートができる様努めています。さらにご希望の場合には、お住まいの地域の保健所と連携して保健師の家庭訪問などのサポートが受けられるようにしています。

妊娠期よりお産に向けての心の準備ができるように母親教室を、妊娠中期(第2土曜日午後)・妊娠後期(第1、第3土曜日)、マタニティヨガ(第2土曜日午前)に開催しています。また、産前、産後の保健相談、育児相談、乳房ケアなどを助産外来(月~金)で実施しています。窓口は産婦人科外来となっています。お母さんと赤ちゃんの安全を守るとともに、新しい家族としての絆が深まるようにサポートしています。

お母さんと赤ちゃんの絆を深め、愛着形成を促すことは、育児のスムーズなスタートにつながります。そのため、当院では愛着形成の面からも母乳育児を推進しております。産後は早期の母児同室をおすすめし、お母さんと赤ちゃん一人一人に合わせた授乳指導や乳房ケアを行い、なにより育児を楽しむことができるようお母さんに寄り添って育児指導をさせてもらっています。平成27年3月より、「院内助産(お産の家)」開設しました。産婦さんが、主体的にお産ができるようお手伝いをさせていただきます。

※covid-19流行により、母親教室、マタニティヨガ、院内助産は現在休止しています。

7西病棟

7西病棟は15歳未満のお子さんが入院する小児病棟(26床)とNICU(9床)・GCU(12床)が併設されています。

小児病棟は主に急性期疾患を中心に入院治療をしています。手術目的で入院されるお子さんもおられます。採血や点滴、処置などを頑張るお部屋(処置室)は、キャラクターで飾り付けがあり、処置中は自分の好きなDVDが見られます。プレイルームは広く温かい雰囲気で、年齢に合わせた絵本やおもちゃを揃えています。主治医の許可があるお子さんが遊ぶことができます。

当院は、地域周産期母子医療センターの指定を受けており、産科と小児科が常に連携しながら周産期ケアを行っています。早産児・低出生体重児・病気をもって生まれてきた赤ちゃんを24時間体制で管理し、湖北および湖東地域からの赤ちゃんの救急搬送も24時間体制で対応しています。

NICUでは、早く生まれた赤ちゃんの成長発達を助けるために体内にできるだけ近い環境を整え、赤ちゃんにやさしい環境や処置の仕方を工夫したディベロップメンタルケアを実践しています。治療を受けている赤ちゃんやご家族に寄り添いながら、やさしい看護を目指しています。

NICUでは高度な集中治療を行うと同時に、母子分離を余儀なくされているお母様やご家族一人一人に寄り添い、赤ちゃんと家族を中心としたケアができるように心がけています。赤ちゃんの症状や発達段階に応じてご家族が効果的に関われるように、カンガルーケア・母乳育児・退院指導・母児同室などご両親の育児参加のサポートを行っています。また、両親の元から離れて頑張っている赤ちゃんの様子を「ゆりかご日誌」を通して伝えています。

退院後も安心した生活が過ごせるように看護師が中心となり、個々に合わせた育児指導を行い、退院後の生活についても気になることがあれば、24時間電話で相談に応じています。また、外来看護師や地域の保健師と連携をとりサポートさせていただきます。

NICU・GCU

プレイルーム

処置室

8病棟

9東病棟

9東病棟は精神科の急性期病棟です。

多くの方は、「精神科」「急性期病棟」「精神疾患」という言葉に対して、異次元の世界といったイメージを抱かれることでしょうが、実は精神疾患は結構メジャーな病気なのです。統計的なお話になりますが、100人の人がいれば、その内1~2人は心の病気を抱えています。発病する比率で見ると、癌や脳血管疾患・心臓疾患などとも大差ないのです。これ、ご存知でした?ちょっと驚きですよね☆

身体の病気は誰もが「もしかしたら・・・」と心配するのですが、心の病気だけは誰もが「私には関係ない」と思ってしまうのが特徴的なところなのです。ですから「心の病気だから・・・」なんて甘く見ていると大変なのです。病気の種類や症状によっては命に関わることだってあるのです!なんだか最近眠れない。なんだか最近おかしいな・・・?そう思うようなことがあれば、一度精神科の方にもお越しください。

さて私どもの病棟では、主に急性期・急性増悪期の患者さんを受け入れています。A・Bの2つのチームの看護体制で、安全で正確な薬物療法が受けられるように調整したり、病気によっては乱れた生活リズムを整えたり、人間関係を調整するなど、いろいろな方法で消耗した心と身体のエネルギーを回復するお手伝いをさせて頂いています。

病棟の出入り口には鍵がかかっていますが、これは患者さんの「安全」と「保護」を目的としたものです。もちろん他の診療科の病棟と同じで、医師の許可があれば外出や外泊もできます。

平成24年8月に新2号館が完成し、3階に精神科の病棟ができました。東西に長い病棟ですが窓からは伊吹山やお隣の長浜八幡宮の緑が見え、ゆっくりと療養できる病室になっています。

病棟は40床で、特に濃厚な観察とケアが必要な患者さんのための特別な病室が4床。それほどではないけれど、なるべく刺激を避けた静かな環境が必要な患者さんのための個室が16床。比較的安定した状態の患者さんがおられる2床室が2部屋、4床室が4部屋あります。自然な生活リズムを取り戻すブライトケア(光療法)を備えたデイルームもあります。

患者さん、ご家族と共に、医師・看護師・コメディカルが協力して、「その人らしい生活」を送ることができる様にサポートしたいと思っています。

9西病棟

9西病棟は精神科回復期病棟として「うつ」「統合失調症」「気分障害」等の患者さんの社会復帰支援や、病棟スタッフによる精神科訪問看護をおこない、入院中から退院後まで継続した関わりを続け、地域と協力して生活支援をしています。

また、会社や家庭などで受けたストレスを一時的に避難する形で緩和させる休息入院を行い、静で落ち着ける環境を配慮し、心が疲れた方々に『癒しの場』を提供しています。精神科といえば、暗く異質なイメージを抱かれる方が多いかも知れませんが、明るく落ち着いた雰囲気の病棟です。

落ち着いた雰囲気のストレスケア病室

患者さんの社会復帰に向けての関わりとしては、『SST(生活機能訓練)』を活用したお薬と正しく付き合う方法を学ぶ会の開催や『クライシスプラン(症状に対しての自己対処法を考える)』を看護師と作成し状態安定維持を考えます。

その他、レクレーション療法や日々の関わりを通して、患者さんが笑顔で社会に、家庭に、職場に帰れる日を目指して頑張っています。