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吸着療法

吸着療法には血液吸着(HAまたはDHP)と血漿吸着(PAまたはPP)の2種類ある。

これらは、吸着の原理を応用して体内、血中に存在する種々の病因物質を除去する方法でその病因物質が吸着可能でかつその病因物質を取り除くことによって病気が改善する可能性がある疾患に対して施行される。

血液吸着 この治療で最も臨床応用されている吸着剤は活性炭であり、透析では除去しにくい尿毒素や肝不全や多臓器不全の原因物質、蛋白結合性の高い薬物の除去に優れている。
血漿吸着 血漿分離器を用いて血液から血漿成分を分離し、分離した血漿のみを吸着カラムに灌流させる方法である。血液が直接カラムに接しないため生体適合性の面では有利である。血漿吸着カラムは多種多様であり、カラムを変えることで様々な疾患に対応できることも大きな特徴である。

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