めまいのお話

一言でめまいといっても、さまざまな症状があります。また同じような症状でも原因がまったく違うということもあります。具体的に多い症状は、

  • 「ぐるぐる回る」回転性めまい
  • 「ふらふらする」動揺性めまい
  • 「ふわふわする」浮動性めまい
  • 「目の前が暗くなる」暗転(いわゆる立ちくらみ)

などがあります。これらはそれぞれが明確に分類されているわけではなく、何種類かが合わさったような症状、2つの種類の中間くらいの症状などさまざまです。

実際の診療ではどのように判断しているかというと、まず耳から来ているめまいなのか、頭(脳)から来ているめまいなのか、またはそれ以外が原因のめまいなのかを中心として診療を進めていきます。

耳から来ているめまいは回転性のものが多く、そのほとんどが内耳の中にある三半規管の障害が原因と思われます。有名な病気にメニエール病がありますが、実際のところこの病気の診断がつく事はあまりなく、一次的なめまいが多いようです。点滴や内服薬で治療してきます。

一方頭から来ているめまいは様々なめまいの症状として表れ、その多くは手足のしびれ・動きにくい、ろれつが回らない、激しい頭痛などめまい以外の症状を伴うことが多いようです。CTやMRIなどの検査で、頭の中を調べます。

そのほかのめまいの原因として次のようなものも考えられます。

  1. 首の骨や血管の状態が悪くて頭への血のめぐりが悪い
  2. 循環器(心臓・血管系)の病気があり、血流のコントロールが悪い
  3. 更年期障害・自律神経失調症などの全身的なバランスの崩れ
  4. 気分的なもの

内科、脳神経外科、産婦人科、精神科と連携してめまいの原因を突き止めていきます。