急性期及び特殊血液浄化

本院での血液浄化の中心は慢性腎不全に対する維持血液透析とCAPDですが、その他にも内科的疾患や外科系の術後急性期疾患に対してもあらゆる特殊血液浄化で対応しています。 血液浄化法とは、拡散、濾過、吸着、交換等の物理・化学の生理学的原理を用いて、血中にある有害な病因物質を除去し、血液成分を正常化することにより治療効果を上げようとする方法のことです。

主な血液浄化法とそれに適応する疾患名を示します。

血液浄化法 略称 適応疾患名
持続的血液濾過透析 CHDF
  • 急性腎不全
  • 急性肝不全
  • 急性膵炎
  • 多臓器不全 その他
血漿交換
持続的血漿交換
PE
CPE
  • 急性肝不全
  • 急性膵炎
  • 自己免疫疾患の急性増悪時
  • 成人呼吸窮迫症候群(ARDS)
吸着療法
  1. 血液吸着
  2. 血漿吸着
  3. エンドトキシン吸着
HA(DHP)
PA(PP)
  • 急性薬物中毒
  • 肝性昏睡
  • 劇症肝炎
  • 悪性関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • ギランバレー症候群
  • 免疫性神経疾患
  • 難治性高コレステロール血症
  • 閉塞性動脈硬化症
  • 巣状糸球体硬化症
  • 敗血症