長浜赤十字病院在籍の認定看護師
看護の質の向上を目指して、専門性を追求しています!
本院ではさまざまな認定を受けた看護師が活躍しています。
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認定看護師の紹介11分野14名がそれぞれの専門分野での知識・技術を活かし、関係部署で活動しています。
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緩和ケア認定看護師
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感染管理認定看護師
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がん性疼痛看護認定看護師
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皮膚・排泄ケア認定看護師
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認知症看護認定看護師
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救急看護認定看護師
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がん化学療法看護認定看護師
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新生児集中ケア認定看護師
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集中ケア認定看護師
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糖尿病看護認定看護師
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精神科認定看護師
緩和ケア認定看護師 | 2名 |
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感染管理認定看護師 | 1名 |
がん性疼痛看護認定看護師 | 1名 |
皮膚・排泄ケア認定看護師 | 2名 |
認知症看護認定看護師 | 2名 |
がん化学療法看護認定看護師 | 1名 |
救急看護認定看護師 | 2名 |
新生児集中ケア認定看護師 | 1名 |
集中ケア認定看護師 | 1名 |
糖尿病看護認定看護師 | 1名 |
精神科認定看護師 | 1名 |
緩和ケア認定看護師 葛谷みどり
地域で暮らす方々が、通いなれた病院でご家族やご友人・ご近所のなじみの人たちの顔を見ながら過ごしていただけるような、緩和ケアを目指しています。そのためには、徹底した病状マネジメントを行っていく必要があります。それと同時に、患者さんとご家族の意思決定を支援し、病院やご家庭でより良い時間を過ごしていただけるよう共に考えます。患者さんとご家族の「その人らしさ」「そのご家族らしさ」をサポートしていきたいと思っています。
また、看護専門外来において「リンパ浮腫看護専門外来」を担当しています。リンパ浮腫予防のためのスキンケア・日常生活指導と、リンパ浮腫発症後の複合的理学療法に基づいたセルフケア・日常生活指導を行っています。気軽にご相談ください。
緩和ケア認定看護師 垣見留美子
現在、訪問看護ステーションで活動しています。「人生の最終段階を在宅で過ごしたい」方は増えています。希望に寄り添えるように、主治医や他のサービスと連携しながら、症状緩和を始め、精神的ケア・家族ケアを行います。
医療と生活の両面から安心した療養生活を支援できるように努めます。
がん性疼痛看護認定看護師 富永治美
がん患者さんの痛みの原因を把握し、効果的な鎮痛薬の使用をサポートし、鎮痛薬以外の痛みの緩和方法を患者さんと一緒に考えます。
患者さん・ご家族のライフスタイルを大切にした疼痛マネジメントを実践したいと思います。
感染管理認定看護師 中村忠之
患者さまや職員だけでなく地方の方々も含めた感染対策が進められるように日々努力し実践しています。
病院内では、病棟をラウンドしながら感染症患者さまの状況や感染対策が順守できているか確認しています。また、感染対策チーム(ICT)や抗菌薬適正支援チーム(AST)に所属し、組織横断的に活動しています。病院外では介護施設などを対象に研修会の開催や相談も受けています。
すべての人を感染から守れる社会にできるように頑張っています。
皮膚・排泄ケア認定看護師 大音博美
平成22年に認定審査に合格し、皮膚・排泄ケア認定看護師となりました。当院では、褥瘡専従として働いています。
主に褥瘡(床ずれ)の起きる危険性のある患者さんの看護ケア計画立案のお手伝いなどをしています。
また、院内には褥瘡対策チームがあり形成外科医、理学療法士、皮膚・排泄ケア認定看護師、各病棟のリンクナースで構成されています。すでに褥瘡(床ずれ)のある患者さんに対して、毎週水曜日「褥瘡回診」を行い、患者さんの床ずれが少しでも早く治るようにお手伝いをさせていただいています。
褥瘡発生0をめざして、褥瘡(床ずれ)や、皮膚のただれなどで患者さんが病気の治療以外で苦しまれることのないよう関わっていきたいと考えています。
まだまだ未熟な私ですが、少しずつ成長していけるように頑張ります。
皮膚・排泄ケア認定看護師 中川祐子
平成24年に認定審査を受け、当院では2人目となる皮膚・排泄ケア認定看護師となりました。
現在は外科病棟で勤務しており、手術後の傷のケアや人工肛門造設患者さんのケアを中心に看護しています。
特に人工肛門造設術を受けた患者さんは、身体面での変化が起こるため精神的なケアを必要とします。患者さんの社会復帰を目標にチームで統一した看護が提供できるよう活動しています。
また、院内では2人体制となりますので、看護専門外来や褥瘡(床ずれ)回診で、より患者さんの個別性に合せたケアが提供できるように知識と技術を最大限に活用していきたいと考えています。
認知症看護認定看護師 赤井信太郎
認知症を患う方が入院された時、身体の不調や環境変化による苦痛など相手に上手く伝えられないことがあります。そのようなとき、少しでも安心して療養することができるように、患者さんの「困りごと」に焦点を当てるケアが提供できるように活動しています。
認知症看護認定看護師 川上喜久男
平成30年に認定審査を受け、当院では2人目となる認知症看護認定看護師となりました。
現在は、認知症ケアチームラウンドや精神科リエゾンチームなどの活動を通して、患者さん一人ひとりに応じたケアを提案し、看護の質向上につながるよう活動しています。
今後も、患者さんをはじめ病院スタッフみなさんの「力」になれるように、自己研鑽に励むとともに、患者さん一人ひとりに質の高い看護を提供できるよう活動していきます。
救急看護認定看護師 野上幸代
2010年に認定を受けました。
当院の救命救急センターを受診される患者さんは年間3万人を超えています。その救急患者さんは、さまざまな状況で年齢層、性別を問わず、またあらゆる場所や状況下で発生します。来院された患者さんにトリアージを行い、適切な治療を受けるまでの過程を決定し、迅速に救命処置が受けられるようにしています。
また、突然の出来事で動揺される家族の方に精神的なサポートも心掛けています。
がん化学療法看護認定看護師 髙山さなえ
がん化学療法看護認定看護師は、抗がん剤治療を受ける患者さんとご家族を支え、安全を守っていくことを使命としています。
抗がん剤治療を受ける患者さんは、ご自身の病気に対してだけでなく、治療にまつわる不安や副作用による苦痛をかかえて治療を受けておられます。
そのような患者さんやご家族が安心できるよう、専門的な知識・技術を活かして、患者さんの「自分らしさ」を大切にした支援を実践していきたいと思っています。
新生児集中ケア認定看護師 久保田雅美
平成24年に認定審査を受けました。現在NICUで勤務しています。
当院は地域周産期母子医療センターの指定を受け、湖東および湖北地域を中心に、何らかの理由で予定より早く生まれてしまった赤ちゃんや、病気を持って生まれてきた赤ちゃんが入院してきます。
出生直後の赤ちゃんは、全身状態も不安定で生命の危険が最も生じやすい時期です。その赤ちゃん達の言葉なきサインを読み取り、少しでも早く体外環境に順調に適応できるように最善の方法を考え、身体的・神経学的な発達を助け後遺症なき救命とケアをチームとして行っていきたいと思っています。
また、早産児や低出生体重児の出産やこどもの病気に戸惑いを抱いているご家族ひとり一人に寄り添い、家族と共に赤ちゃんの個性に合せたケアや成長・発達のサポートが行えるように頑張って活動していきたいと考えています。
集中ケア認定看護師 佃美里
2014年に認定を受けました。
私は、生命の危機的状況にある患者さんに対し、重篤化を回避するための看護ケアを治療と並行してスタッフと日々ケアを行った結果、患者さんが回復に向かうことができた時、看護のやりがいを感じます。
この看護のやりがいをスタッフと共有し、看護の専門性を伝えていくことで、役割モデルとなれるように日々の実践をしています。
今後も集中ケア認定看護師として、日々の実践や相談、指導によって重症な患者さんであってもその人が生活者として病院で安楽な入院生活を送れるように援助していき、入院をやむなくされる患者さんとそのご家族が1日でも早く笑顔になれるようにこれからも支援を続けていきたいと思います。
糖尿病看護認定看護師 臼井晴美
糖尿病は、合併症を発症しないために、日々血糖値を良好に保つことが重要です。
しかし、患者さんから、「今までの食習慣や人との付き合い、不規則な仕事など様々な生活スタイルがあり、血糖値の管理をしていくことは容易ではなく、社会的にも心理的にも負担に感じている」ことをよく聞きます。
そのため私は、糖尿病に関する知識や技術の提供だけでなく、患者さんが大切にされている考え方や思いを尊重しながら療養生活を支援し、その人らしく幸せに過ごしていただけるように頑張ります。
精神科認定看護師 吉田麻美
精神科では、統合失調症や気分障害、認知症、その他様々な精神疾患を抱えた患者さんがいらっしゃいます。
お薬での治療が主体ですが、病棟では疾病教育や心理療法(認知行動療法や社会生活技能訓練)を通じて、病気を患いながらもその人の強みを大切に“自分らしく”生きるための支援を日々行っています。
また、精神科リエゾンチームにも所属しています。どのような入院環境下でも安心・安全に治療が受けられるよう、精神面に特化したケアサポートを行っています。
精神科は馴染みのない方も多いと思いますが、『からだ』と『こころ』の繋がりはとても大切で繊細です。皆様のこころに触れ、寄り添い、安心の伝わる看護が提供できるよう活動していきます。