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糖尿病・内分泌内科

研修期間

5週間

研修責任者

江川 克哉

一般目標

  1. 入院糖尿病患者を担当医として担当し以下の研修を行う。
  2. 糖尿病の診断に関して、 75g 経口糖負荷試験や一日尿中 C ペプチドの測定、さらに、 GAD 抗体、グルカゴン負荷試験等の測定を合わせて、糖尿病の診断、病型分類を行う。また、血糖の日内変動、HBA1C、糖化アルブミン等を指標として、血糖のコントロール状態を把握する。
  3. ベッドサイドで実施可能な糖尿病性大血管及び細小血管合併症の評価法につき修得する。眼底検査、末梢神経障害(深部腱反射の診方、表在知覚、深部知覚の検索法)、自律神経障害(心電図 RR 間隔の CV 、シェロング試験)、蓄尿による微量アルブミン尿、負荷心電図や Ankle Brachial Pressure Index 、脈波伝播速度、頚動脈エコー等による動脈硬化性病変の精査を行う。
  4. 患者の病態(合併症)に対応した食事カロリーの算出、蛋白や食塩制限、また、運動療法についての指導法を修得する。
  5. 経口剤治療( SU 剤、ビグアナイド剤、チアゾリジン誘導体、α-グルコシダーゼ阻害薬など)及びインスリン療法につき修得する。
  6. 機会があれば少なくとも 1 例以上の糖尿病性昏睡患者の治療に当たる。
  7. 病院内で行われる糖尿病教室に参加し、教室運営や講義などを通じて患者教育に携わる。
  8. 受け持ち患者に対して、糖尿病教育の個別指導を行う。
  9. 毎週病棟回診に参加し、端的にプレゼンテーションするトレーニングを行う。

週間スケジュール

※下記は一例であり、指導医のスケジュールにより変動があります。

午前 午後
内科症例検討会 (18:00 ~)
抄読会 (8:30 ~)
部長病棟回診 (9:30 ~)