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病院長からのメッセージ

病院長 楠井 隆

院長の写真

医師としての人生をこれから始めようという皆様にとって、我が国の医療の最大の課題は高齢化社会への対応です。高齢者の多くは複数の疾病を抱えており、医療は必然的に複数診療科の協業、プライマリケア/総合診療的な見地からの評価、多職種・多施設での連携があって初めて成り立つようになっています。滋賀県湖北地域は高齢化先進地区であり、このような協業、連携が深化しております。しかも、医療に関して自給自足に近い地域です。

当院での初期研修では、救急外来などを主に全国の縮図とも言える疾病分布が生で経験できます。ダビンチを始め先進的な装備もあり高水準の急性期医療を学べます。他方、地域に回復期中心の施設がないこともあり、大多数の患者が自宅へ直接退院するため、地域との連携に関する経験を深める機会も多いです。地域のDrも院内のDrもお互い家族的な雰囲気でいろいろ教えてくれます。院内外の他の職種(介護関連含む)の方々から学ぶことも少なくありません。

地理的にはとても都会とは言えませんが住みやすい町で、歴史・観光スポットも豊富、京都にも名古屋にも新幹線で便利に移動でき、研修会等への出席の機会も確保しやすいです。残念ながら募集定員は一般4名、地域医療重点プログラム枠1名とわずかですが、その分手技などを経験する機会は豊富です。多数の方のご応募をお待ちしております。病院見学は随時受け付けております。まずは、ご連絡頂ければと思います。