9東病棟

 はじめまして9東病棟です。当病棟は精神科の急性期病棟になっております。

 多くの方は、「精神科」「急性期病棟」「精神疾患」という言葉に対して、異次元の世界といったイメージを抱かれることでしょうが、実は精神疾患は結構メジャーな病気なのです。統計的なお話になりますが、100人の人がいれば、その内1~2人は心の病気を抱えています。発病する比率で見ると、癌や脳血管疾患・心臓疾患などとも大差ないのです。これ、ご存知でした?ちょっと驚きですよね☆

 身体の病気は誰もが「もしかしたら・・・」と心配するのですが、心の病気だけは誰もが「私には関係ない」と思ってしまうのが特徴的なところなのです。ですから「心の病気だから・・・」なんて甘く見ていると大変なのです。病気の種類や症状によっては命に関わることだってあるのです!なんだか最近眠れない。なんだか最近おかしいな・・・?そう思うようなことがあれば、一度精神科の方にもお越しください。

 さて私どもの病棟では、主に急性期・急性増悪期の患者さまを受け入れています。A・Bの2つのチームの看護体制で、安全で正確な薬物療法が受けられるように調整したり、病気によっては乱れた生活リズムを整えたり、人間関係を調整するなど、いろいろな方法で消耗した心と身体のエネルギーを回復するお手伝いをさせて頂いています。

 病棟の出入り口には鍵がかかっていますが、これは患者さまの「安全」と「保護」を目的としたものです。もちろん他の診療科の病棟と同じで、医師の許可があれば外出や外泊もできます。

 平成24年8月に新2号館が完成し、3階に精神科の病棟ができました。東西に長い病棟ですが窓からは伊吹山やお隣の長浜八幡宮の緑が見え、ゆっくりと療養できる病室になっています。

 病棟は40床で、特に濃厚な観察とケアが必要な患者さまのための特別な病室が4床。それほどではないけれど、なるべく刺激を避けた静かな環境が必要な患者さまのための個室が16床。比較的安定した状態の患者さまがおられる2床室が2部屋、4床室が4部屋あります。自然な生活リズムを取り戻すブライトケア(光療法)を備えたデイルームもあります。

 患者さま、ご家族さまと共に、医師・看護師・コメディカルが協力して、「その人らしい生活」を送ることができる様にサポートしたいと思っています。